吉田松陰の留魂録。
前から気になっていた人物であったが、単なる変わり者、狂人かと思っていた。
龍馬伝でもそんな人物に描かれていたし。
しかし、尊敬している人たちも多いことから、実際にどんな人物かその人の残したものを読んでみて確認したいと思って読んでみた。
作者の松浦さんは吉田松陰の人となりを伝えるために留魂録以外の手紙の内容も紹介してくれている。
読んでみてとんでもない勘違いをしていたことに気付かされた。
純粋に日本の未来を心配し、自分のことを顧みずまさに命をかけて生き抜いた。
30歳の若さで、幸せな家庭も築けず処刑されて亡くなったが、いまでもその生き様や精神は生きている。
現にそれを今日私は共鳴し、ジンと伝わってきた。
果たして今の日本は吉田松陰が願っていた日本になっただろうか。
いまなら日本だけでなく地球全体で見て心配されておられることだろう。
このまま黙って何もせずに傍観していていいのか!と。
目が覚まされる思いがした。
これから実際に行動するほどの勇気は足りない軟弱者ではあるが、受けた魂はこれから私の中でも新たな命になって生きていく。
天は我が日本に善き人物を与えてくださったことに感謝する。
まだまだ吉田松陰が願った日本にはなっていない。
先人たちの思いを忘れずに生きていこう。
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