2001/02/11

日本語と韓国語

日本語の表現は間接的(相手に悟ってもらうことを願う)
韓国語の表現は直接的(はっきりいわなきゃわからない)

なぜそうなったのか、理由を考えてみた。

日本語はことばのおわりが子音で終わるということがほとんどない。
発音される言葉のひとつひとつははっきりしている。日本語の分からない 韓国人がよく「日本語がきつく聞こえる」と言っていた。
(私にとっては韓国人の会話は喧嘩しているみたいだったけどなあ)

韓 国語はパッチムがあり、子音で終わる言葉も多い。ひとつひとつの発音もはっきりしないばあいがおおい。というよりも子音の種類が多く、同じ「ん」 と言う発音でも韓国語では3種類にはっきり区別している。日本語も実際は 「ん」の発音の仕方がわけられるが、区別を意識していない。

まとめると、

日本語の発音ははっきりしている。
韓国語の発音はあいまいなところがある。

ゆえに、

日本語では、そのまま伝えようとするとはっきり聞こえすぎてよけいにきつく 聞こえてしまうので、それをやわらげるために間接的な表現を使うようになったのではないかと考えられる。

韓国語では、はっきり聞き取れないのでその分直接的に伝えるべきことを言うよ うになったのではないか。

結論

ひとつひとつの言葉の発音によって、その言語の表現の仕方が影響される。
発音があいまいな韓国語、英語などは表現が直接的。
発音がはっきりしている日本語は表現が間接的。

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