2016/06/04

#パイロット万年筆 #カスタムヘリテイジ92 ノンカラー #ファーストインプレッション

パイロット万年筆としては初めての金ペン。
ベスト型の透明軸、カスタムヘリテイジ92。

購入した店は楽天のSwallowというお店。
ガムテープやテープの貼ってあるところ全てがはがしやすいように端を折り曲げてくれていた。
細かいところに気配りが感じられてとても嬉しかった。

名入れができるお店で最安値を探して見つけたお店でだったが、こういった気配りがあるお店ならまた利用したくなる。



ペンケースは意外に大きい。
かさばるので廃棄。
TWSBIのようにコンパクトなら持っていて邪魔にならない。
そもそもTWSBIのは工具やグリスが入っているので取って置いているわけではあるが。


ペン先は14Kで5号サイズの太字(B)
パイロットはさらに10号、15号と大きいサイズがある。
大きくなるほど高くなる。
色はロジウム仕上げでシルバーにいる。全体で色をシルバーに合わせているのがいい。
名入れも白で合わせてくれた。



ちょっと気になるのはピストンの後ろに見える点々と油がのこっているところ。
こういうところを綺麗に仕上げるのもメーカーとしては大事ではないかと思う。
ちょっと残念。



インクはパイロット純正で色彩雫の松露にした。
見た目はブルーっぽい。



吸入式のため、コンバータに比べて1回でインクを入れられるのが楽で良い点。
コンバータだと3、4回はピストンの上げ下げが必要でいつも苦労する。
苦労はするけどそれもまた万年筆の楽しみのひとつでもある。

吸入式のもう一つ良い点は、インクの色がよく見えるところ。
しかし、色を楽しめるかというとしては見た目は黒っぽいので鮮やかさはない。



トラベラーズノートカバーによく映える透明軸万年筆。



軸から見えるインクの色はやっぱり青っぽい。
この状態では緑色のあるようには見えない。



しかし、紙に書いてみると緑色があるのがわかる。
例えて言えば、よく小学校の頃見ていた黒板の色。
それもより明るくした色。

黒板の色に近いのはセーラーの海松藍の方が近い。それを明るくしたイメージ。

明るすぎず落ち着いていていい。



最近太字を好んで使うのは、インクの濃淡が楽しめるため。

先日の海松藍に続き、松露ということで名前に「松」が続き、緑系のインクが増えてきたので他の緑系インクで書いて比較してみた。



持っている中でストーリアのバルーン(グリーン)が一番明るい色。
顔料インクは裏抜けしないのがいい。

こうやっていろんな色を楽しめるのも万年筆の魅力。


次はプラチナ万年筆で金ペンの太字かな。

沼は深い。

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